山羊、飴玉、そらまめ、金魚

ごくごく個人的な事情

2023-01-01から1年間の記事一覧

師走の近況

◆大掃除を始められた 例年、年末年始は帰省のために休暇にまとまった大掃除をできないでいた。 今年はそれを見越し、11月頃から少しずつ、普段はしない箇所の掃除に手を付けていこうと夏頃から心積もりをしていた。 計画通り、いくつかの祝日を使って、台所…

アオサギペリカンセキセイインコ

ある人いわく、日記は未来の自分に向けて書くもの、らしい。 確かに、このブログを始めたばかりの頃の自分の記事を読むと、文章のあまりの拙さと、今に通ずる自意識の持ち方とが、小っ恥ずかしくて堪らない一方で、 “人生の妙” とでも言うような現在との不思…

立派な剣と白タイツ、煌びやかなティアラとドレス、共通するのは歌唱力

何かをこの手に握ってはいるものの、その何かにおける主役は自分だと思えないまま、今まで生きてきた。 それではいけないのだと物心ついたときから薄々感じていたし、そういう教育も受けた。あなたの人生はあなたのもの、他人に迷惑を掛けない限りはその人が…

人類ファイト一発!

寝る前に、お酒の酔いに塗れて鈍色に染まった頭をこねくり回していた。 テーマは、 ” 生まれ変わって日本のどこかの家庭でペットとして飼われるとすれば、飼い主からどんな名前を付けてもらいたいか “ 。 犬を飼ったら付けたい名前、猫を飼ったら付けたい名…

norito

ここのところ、言葉のもつ “ 強制力 ” というか “ 呪詞としての強さ ” というか、それらについて考える機会が多かった。 Twitter① 神かよ 今のままだと、忘れられてしまい、そこら中にありふれた悪意で少しずつ希釈されて薄くなっていってしまいそうで、消え…

ケプちゃんとワオちゃんに続け

自分の背丈の半分ほどの大きさがある、ワニの形をした抱き枕を買った。おそらくクロコダイルではなく、アリゲーターであるところのワニ。 触り心地がひんやりとしていて、もちもちと柔らかく滑らかで、それでいて無臭で、そのうえ離れたところに縫い付けられ…

スカベンジャーを飼い慣らす

“好きな人間と恋人関係である” “付き合っているという状態にある” と言い切れないことによって、とてつもなく不安になっている。 そういう内容を言葉にしていないのが良い、という価値観があるのは分かっているし、言葉にしなくても良い人間だと認識されてい…

毎夜、健やかに溺れるために

もう何年も前、他人の家をふらふらしていた頃。 家主たちに「眠りたいのに眠れないとき、何を考えているか(あるいは、どんな風景・環境をイメージしているか)」を、寝物語として尋ねていた。 その時期の私は、自室で眠るのが下手なことに悩んでおり、すぐ…

助平なマネキン

毎日、日替わりで、自分とは違う生き物になりきって暮らしているような、自分の輪郭を掴めていないという感覚がずっとある。 勤務先の服装規定が厳しくないということもあって、ばっちりスーツから、ゆるゆるカジュアルまで、その日の気分にあった服装と髪型…

サボテンとテーブルヤシ

自分の部屋をジャングルや熱帯雨林みたく作り変えたい、と突然思った。 具体的には、あちらこちらから猿やら鳥やら虫やらその他正体の知れない生き物たちの鳴き声が響いていて、濃い緑色の葉をつけた低木と言いながら私の背丈くらいは余裕で追い越してしまう…

煙草はピースライト、たまにショートホープ

最後にこのブログに投稿してから、いつの間にか4年近くが経っていた。 その間に当然4つ歳を重ね、住む場所も仕事も変え、とてつもなく大きな喪失をも経験した。 この喪失についてはTwitter(未だペケマークに慣れることができていない)にも書いた通りで、 …