寝る前に、お酒の酔いに塗れて鈍色に染まった頭をこねくり回していた。
テーマは、 ” 生まれ変わって日本のどこかの家庭でペットとして飼われるとすれば、飼い主からどんな名前を付けてもらいたいか “ 。
犬を飼ったら付けたい名前、猫を飼ったら付けたい名前、鳥を飼ったら付けたい名前、魚を飼ったら付けたい名前、付けられたい名前?
— 空飛ぶ自然 (@no_koriga) 2023年10月16日
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犬ならば、犬種によらず、“ 日本料理やその食材、和菓子の名前 ” が良い。特に、毛並みの色や体型などの、見た目にちなんだ名前が良い。
マルチーズなら「大福」、アフガンハウンドやボルゾイなら「しらたき」、ブルドッグやパグなら「玉こんにゃく」、ボーダーコリーやオーストラリアンシェパードなら「ふがし」、柴犬なら「いなり」「おこげ」「きなこ」あたり。
これといった特徴がない犬種や雑種なら「肉じゃが」とか「すき焼き」とか「白和え」とか「だし巻き」とか、おいしい和食の料理名が良い。
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猫ならば、雑種ながらも奇を衒った名前が良い。
森田、ハンドクリーム、画鋲、おどろき、シャンディガフ、……。
雑種でないならば、トーマス・オマリー、ダッチェス、ベルリオーズ、トゥルーズ、マリー、の中から選んでほしい。だって、みんな猫になりたいんだもの。
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鳥ならば、ペットに付ける定番のありふれた名前が良い。
ポンちゃん、こまちゃん、ピーちゃん、ショコラ、ルル、……。
もしも鳥の中でも猛禽類ならば、名前は付けずにいてほしい。フクロウ!みたいな呼びかけに留めてもらうのが良い。
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ここまでが昨晩のうち、眠るまでに考えられていたこと。
今夜は、魚である場合と爬虫類である場合とを考えながら眠ろうと思う。
結局は、わがままな人間でしかいられない。